避難所での最新のAIを使ったコロナ対策

2021/01/12
避難所での最新のAIを使ったコロナ対策

緊急事態宣言が出され、不安な思いを抱えている方も多いことでしょう。

基本的な対策(マスク・手洗い・うがいなど)をしっかりしていたとしても、かかってしまう可能性は皆無ではありません。


ワクチンについては各国で開発が進められ、有効性・安全性がが示されたワクチンが承認され、日本でもワクチンの確保、摂取体制の準備が厚生労働省で進められています。
ただし、全員がすぐに摂取できるわけではありませんね。

 

さて、そんな中で心配になるのはやはり災害が起こった時のことです。
北海道や東北、北陸などでは大雪のために車の立ち往生が起こったり、通信障害なども出ています。
大雪の場合は、凍死や遭難のおそれもありますので、外出せずに建物内にいるのが一番ですが、倒壊の恐れがある場合などは、周囲の人たちに助けを求めたり、消防・警察などに通報して、救助を待ったほうがいいでしょう。

 

また、地震はいつどこで起こるかわかりません。
2004年10月23日に発生した中越地震では、積雪期が迫る頃に発生した地震であったこと、中越地方が大雪に見舞われたことで、地震と大雪の複合災害となりました。
地震で被害を受けた建物が、大雪で倒壊するなど大きな被害をもたらしました。

 

地震や大雪に限らず、大規模災害が起こった場合、避難所へ避難することを余儀なくされる方も多くなります。新型コロナウイルスの感染者が増えている今、避難所へ行くことで、気になるのはやはり感染症対策についてでしょう。

 

災害があった場合、避難所は混雑し、入れないほどの人で溢れることもあります。

 

2019年10月の台風19号(令和元年東日本台風)でも、川崎市や世田谷区、大田区などで浸水想定区域に避難勧告が発令され、多くの方々が避難所へ避難しました。
しかし、複数の避難所では混雑のため、別の避難所へと避難者を移動させるなどの対応が必要となりました。

 

現在、新型コロナウイルス感染症の拡大が終息しない今、避難所では混雑への対策だけでなく、避難所内での感染拡大防止の対策も強く求められています。

 

行政には、混雑の緩和と避難所内で新型コロナウイルスの感染リスクを低減させるといった対策が求められます。

 

そんななか、AI技術を使った新たな対策を実証実験をしている自治体や企業も多くあります。
富士通などでは、AIを使用した実証実験を行われています。
カメラ映像をAIで分析し、避難者の人数など避難所の現状を把握。さらに人流シミュレーション技術で避難所内の人の流れから感染リスクを予測するといったものです。

 

富士通の実証実験はこちら> 

 

また、災害発生時には、自治体の職員が十分に対応できず、混乱して情報が錯綜することが多くなっています。
被災者一人一人にそれぞれに合わせた正確な情報を提供し、避難や支援を行うことのできる防災チャットボット『SOCDA』の開発も進められています。

 

これは、国立研究開発法人である防災科学技術研究所と情報通信研究機構、株式会社ウェザーニューズがLINE株式会社の協力で、開発しているもので『SOCDA』といいます。

 

国際レジリエンス研究推進センターの伊丹市水防図上訓練で「防災チャットボットSOCDAの実証実験」>

 

SOCDAの動画はこちら> 

 

どちらもまだ実験段階ですが、日本は地震、災害の多い国ですから、こういった災害のためのAIが早く普及してもらいたいと思います。