見た目で判断するのはNG、お店の雰囲気を演出する什器選びのポイント

2019/10/31
見た目で判断するのはNG、お店の雰囲気を演出する什器選びのポイント

店舗開店に向け物件を探したとなると、次に考える必要があるのは什器の購入です。予備知識がないので、どのような点に注意して什器を選んだらいいのかわからないと悩む人も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は、店舗什器探しに役立つ情報として、什器を選ぶ際に注意するポイントについてご紹介します。

 

業種業態問わず必要な什器とは

 

什器とは、棚、ショーケース、テーブル、ガラスケース、アクリルボックス、冷蔵庫といった、店舗に商品を設置するための家具や器具のことをいいます。机やイスなど、オフィスで使う家具はオフィス什器と呼ばれることもあります。

 

什器はあらゆる店舗で使われていますが、ここでは飲食店、雑貨店、アパレル店、美容室で使われる什器について説明します。

 

【飲食店】

飲食店では、ガス台や調理台、調理器具用棚、テーブル、冷蔵庫といった什器以外に、サンプル陳列棚やショーケースなど、パンやケーキ、肉、魚など扱う食材やメニューに応じた什器をそろえる必要があります。

 

【雑貨店】

雑貨店では、さまざまな種類の品物か並べる必要があるので、陳列台の他にディスプレイテーブル、ネット什器などをそろえるとよいでしょう。木製やアンティーク風の什器も雑貨店にはよく似合います。

 

アパレル店の什器は陳列棚のほかに、マネキンやハンガー、フィッティングルーム、鏡などの什器を設置します。

 

【理・美容室】

理・美容室の什器としては、美容器具、サロンチェア、ドレッサー、シャンプー台、手鏡、ワゴン、エントランスメニューボードなどを挙げることができます。

 

理・美容室は清潔感やリラックスできる店内に仕上げる必要があるため、什器は店舗の雰囲気をつくる重要な要素となります。

 

お店の雰囲気を演出する什器選びの重要性 

 

什器は店の雰囲気を演出し、来店客の購買意欲を高めてくれる重要なアイテムです。そのためデザイン重視で選んでしまうこともありますが、什器はあくまでも商品の引き立て役。デザイン性の高い什器を導入した結果、商品よりも什器の方が目立ってしまったという失敗を招かないようにしたいものです。

 

それでは、什器を選ぶ時は、どうようなポイントに注意すればよいのか見ていきましょう。

 

【耐荷重】

什器にさまざまな商品が展示されるので、大きな負荷がかかります。商品の重さに耐えられなくなった什器が壊れると危険なので、「什器にどの程度の商品を展示するのか」「重量はどの程度なのか」を考えて什器を選ぶようにしましょう。

 

価格を重視しすぎると、機能性や安全性に問題がある製品を選んでしまうこともあるので、コストと質のバランスに気を配りながら什器を選ぶことをおすすめします。

 

【移動しやすい】

店舗内の雰囲気やレイアウトは、季節や商品のコンセプトに合わせて変える必要があります。組み立てやすく移動しやすい什器を選んでおくと、店舗の雰囲気を手軽に変えることができるので便利です。移り変わりの早い時流に柔軟に対応できる什器を選びましょう。

 

【店のコンセプトを重視する】

どのように優れたデザインの什器であっても、店のコンセプトに合っていないものは避けたほうがよいでしょう。イメージに合った什器が見つからない場合は、既製品の什器を購入して、自分で色を塗るなど、お店の雰囲気に合うものに作りかえることをおすすめします。

 

どうしてもイメージに合うものが見つからないという場合は、オリジナルの什器を店舗内装業者や什器制作者にオーダーすることも検討しましょう。一般的にアンティーク什器は非常に高価ですが、似たデザインの什器をオーダーすると、コストを安く抑えられる場合があります。

 

【安全性を確認する】

什器の安全性は重要なチェック項目です。商品の重みに耐えられない什器や、耐荷重性が低いガラスを使った什器は避けるようにします。

 

店舗には、小さな子供から高齢者までさまざまな人が来店します。そうした来店客が寄りかかっても倒れたり壊れたりしないものを選ぶようにしましょう。

 

コストをかけずに什器を設置するには

 

それでは最後に、コストをかけずに什器をそろえる方法として「居抜き」「中古」「レンタル」をご紹介します。

 

【居抜き】

前の店が使っていた什器をそのまま使うことができます。居抜きは、新しい什器をそろえるよりはコストを抑えることができる方法です。

 

【中古】

什器の中古品を導入すると、コストを安く抑えることができます。ブランドメーカーの什器は一般的に高価ですが、中古販売されているものの中に、店舗の雰囲気に合うものや掘り出し物的な什器があれば、お得な価格で購入することも可能です。

 

【レンタル】

購入することが難しい高価な什器は、レンタルを検討してもよいでしょう。

 

「大洋工芸」「YAMAGEN」「什器.com」「NAIGAI」などさまざまな業者が什器のレンタルを手がけていますが、「アンティーク調の什器レンタルならNAIGAI」「高級什器のレンタルならYAMAGEN」など、それぞれ特色があります。

 

レンタル業者を選ぶ時は、購入したいタイプの什器を豊富に取りそろえている業者かどうかを確認するようにしましょう。